近年、下水道管渠工事は普及率の向上とともに幹線から面整備へと移行してきています。そのため、管渠の小口径化が進み、経済性、耐食性、取り扱いの容易さに優れる硬質塩化ビニル管の需要が拡大しました。
また、過密都市部や旧市街などの狭い場所での施工が増加する中、開削工法は交通の遮断、振動・騒音など周辺住民の生活環境に大きな影響を与えることが懸念されます。
この様な背景をもとに日本初の泥水式塩ビ管推進機として『ユニコーンDH−ES』は開発されました。 |
新掘削、排土機構により長距離推進が可能です。 |
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礫・玉石用カッタを使用する事により破砕可能礫径が大きくなりました。
玉石混じり土での施工実績が約15,000m!
区 分 |
土 質 区 分 |
N値
(修正N値)
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適用礫率 |
適用礫径 |
玉石の一軸圧縮強度 |
備 考 |
φ200・250 |
φ300〜400 |
A |
普通土 |
粘性土 |
1≦N≦15 |
20%程度 |
呼び径の
1/5程度 |
− |
− |
普通土用カッタを使用 |
砂質土 |
1≦N≦30 |
B |
硬質土 |
粘性土 |
15<N≦40 |
C |
砂質土 |
30<N≦50 |
D |
砂礫土 |
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N≦50 |
30%程度 |
呼び径の
1/3程度 |
150MN/m2
以下 |
200MN/m2
以下 |
玉石用カッタ
を使用 |
E |
玉石混り土 T |
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50%程度 |
呼び径の
70%程度 |
F |
玉石混り土 U |
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70%程度 |
呼び径の
100%程度 |
G |
軟 岩 |
泥岩 、風化
花崗岩等 |
(50≦N≦100) |
− |
− |
20MN/m2以下
(岩盤強度) |
※岩盤の種類による |
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